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舌痛症と舌がん(癌)の相違

舌痛症と舌がんの見分け方と対処

  • 痛みが続いても、見た目で何もできていなければ、舌がんの可能性は低いです。

  • 潰瘍や白いものができていても、4-5日で治るようなら舌がんの心配はありません。

  • 心配な時には、すぐにかかりつけの医師か歯科医師に相談してください。

  • 舌痛症または舌がんと診断されたら、その治療方法はまったく異なります。医師の指示に従って、適切な治療を受けてください。


舌痛症と舌がんの鑑別

項目 舌痛症の特徴 舌がんの特徴
痛み 慢性的な舌の痛みがある。 痛みは必ずしも出るとは限らない。
好発部位 舌の先や縁に多いが、舌の奥や真ん中が痛むことも珍しくない。 舌の縁、下や奥の方に好発。舌の先や真ん中には稀。
外見上の所見(1) 見た目には何もできていない。(舌の粘膜に白いできものや潰瘍などを認めない。) 火山の噴火口のような潰瘍やカリフラワーのような白いブツブツができる。形は凸凹して境目がわかりにくい。
外見上の所見(2) 舌の表面が少し乾いていることはしばしばある。 病変の周りにしこりができる。
運動機能 飲み込みや口の開け閉めが悪くなることはない。 舌を動かしにくくなり、飲み込みや口の開け閉めに支障が出る。
リンパ腺の所見 リンパ腺は腫れない。 あごの下のリンパ腺が腫れる。
経過 痛みは長く続くが、日内変動(夕方以降に悪化)があったり、痛む場所が移動したりすることがある。 1-2週間経っても治る気配がない。むしろ次第に大きくなる。
写真所見 正常な舌 舌がん
:初期の段階の舌がんの場合には、ここで示したような典型的な症状や所見を判別し難い場合もあります。 2週間以上気になる症状が続けば、病院を受診しましょう。
舌痛症の患者さんは舌がんではと不安になり受診されることが少なくありません。舌痛症と舌がん(癌)は異なる病気です。その相違(鑑別)について説明します。
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