「歯科心身症」という言葉をご存じですか?
「舌がずっとピリピリする」「口の中がネバネバ、ザラザラして何とも言えず気持ち悪い」「義歯や歯のかみ合わせがいつまでも合わない」「顔が痛いのに原因がわからない。」「歯科治療をしても歯の痛みがとれない」「口臭で他人の迷惑になっているんじゃないか」「あごが痛い」こういった症状で大変苦痛な毎日を過ごしながらも、どこの病院に行っても「特に異常ありません」「神経質だから」「気のせいじゃないですか」などといって請合ってもらえない、あるいはいくら歯の処置を繰り返しても一向によくならない場合があります。
このような病態は、従来からいわゆる「歯科心身症」と呼ばれています。歯科の患者さん全体の5−7%を占めるといわれています。困っている患者さんが多いにもかかわらず、歯科医師の間でもいまだ診断や治療法に関する知識が行きわたっていないため、充分なケアすら供給されていないのが現状です。
お口の症状でどこへ行っていいのかわからない患者さんへ、
また身近にそのような患者さんがおられるご家族やご友人のために。
これまでの研究から分かったことや今後の課題などについて、簡単にまとめてみました。
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