歯科心身症に共通している特徴があるでしょうか?
舌痛症や口腔異常感症など歯科心身症にはいくつかの疾患が含まれます。これらの疾患の多くの患者さんに共通して認められる特徴があります。その特徴を、列記します。
症状を的確に表現する言葉が見つからないような「
口の中の異常な感覚
」を訴えます。これは、「気のせい」とか「妄想」で片付けられるものではなく、患者さん自身が間違いなく実感されているものです。
患者の訴える症状に基づいて口腔内の様々な検査をしても、その原因となるような病変を見つけだすことができません。そのため、医者が困ってしまったり、患者の思い込みとして処理されたりされることが多いのが実情です。
「金属アレルギー」や「薬害」に原因があるのではと思い込んでいる患者さんが多いです。患者さんご自身が、
病気に関する勉強
をされていることが多いのも特徴です。
中高年の女性に多い傾向があります。また、高齢者の患者さんが増加しています。詳しくは「
こちら
」を参照してください。
症状が出現してからいろいろな治療を行っているものの、いずれも完治に至らず複雑な病気経過となっているケースが多いです。ドクターショッピングを繰り返して、医院を転々としているケースが少なくありません。
症状(痛み、違和感など)の部位が移動することが多く、午前中は比較的症状が軽く、夕方から増悪する傾向があります(症状の
移動性
と
日内変動
)。
食事中や何かに熱中している間は、症状を忘れていることが多いです。
不眠、頭痛、肩こり、全身の倦怠感(けんたいかん)などを伴うことが多いです。
口腔内の疼痛、違和感などは、SSRI、SNRIなどの抗うつ薬で改善することが多いです。
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歯科心身症の特徴について(歯科心身症のすべて)。
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