非定型歯痛の症状と特徴
特徴
歯に限局した痛みで、持続的な鈍痛を伴う。
臨床的検査やX線撮影などの検査において異常を認めない。
潜在患者の多い疾患で、歯内療法(歯の根の治療)を施した患者の3-6%に発生する。
子供を除いて、どの年齢にも発症し得るが、とくに成人女性に多い。
大臼歯や小臼歯に発症しやすく、下顎より上顎に多い。
症状
通常は歯に限局する持続性、自発性の鈍い痛み(鈍痛)として表現される。
痛い部位はしばしば移動性で、歯のないあごの部分や上下顎全体にまで拡大することもある。
ときには焼けるような、鋭い、脈打つような痛みとして表現されることもある。
何ヶ月も何年も持続し、ときに急激に痛みがひどくなる。
痛みによって睡眠が障害されるようなことはないが、朝目覚めると再び痛みを感じるようになる。
温度や圧迫などの刺激で悪化することもあるとされている。ただし、三叉神経痛のような電撃痛は生じない。
痛みの強さは中等度から耐え難い程度である。
食事や趣味など何かに集中している時には痛みが和らぐことが多い。
肉眼やエックス線検査などにおいて、痛みの原因と思われるような異常が見当たらない。
診断基準(Pertesら 1995年)
鈍痛、灼熱性疼痛、拍動性疼痛。
痛みの強さは中等度。
持続性あるいはほぼ持続性の痛み。
局所において特定できる異常を認めない。
X線写真で異常は認められない。
疼痛は4ヶ月以上持続する。
圧痛の感受性が亢進している。
神経ブロックの効果は一定しない。
鎮痛薬、外科的処置、歯科的処置では改善が得られない。
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非定型歯痛の症状と特徴を解説しています。
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